★ ★ 動物組織学:4大組織をその用語から確認する★ ★
<目次/概要>
はじめに
A. 上皮組織(その区分と用語)
Term -1(形態), Term -2(機能由来),
Term -3(起源由来)、 Term -4(外分泌腺)
B. 結合組織(その区分と用語)
1.線維性結合組織、2. 支持組織(骨格組織)、3. 造血組織と産物、4.細網組織
Term -5(線維性結合組織), Term -6(線維性結合組織に見られる細胞),
Term -7(軟骨組織), Term -8(硬骨)、 Term -9(白血球)、
補足1.細胞と細胞間物質, 補足2. 線維と間質物質
C. 神経組織(その区分と用語)
Term -10(突起の数),Term -11(神経線維の被膜),
Term -12(グリア細胞), Term -13(魚類の脳)、
D. 筋組織(その区分と用語)
Term -14(筋組織) 、補足. 魚類の筋肉系
E. 補足資料. 魚類組織学(目次)に関わる英語の事例
F. 音読3唱:解剖組織学の基本用語(序、上皮、結合、神経、筋、由来)
または、組織学自主トレの「部位選択シート」の番号を押し移動サイトの下欄の用語を
参照「ココ」:〔Next・Back〕ボタンで網羅する。
発音もどきなどの間違いも見つけけてください、お願いします!
G.付録:用語一覧(上皮、結合、神経、筋、魚類用語)
なお、用語には「読み発音」が不可であるが、それについては公開されているWebサイト「1年生の解剖学辞典」が役に立つと思う。下記のURLで、組織は「その他の一覧」にある。http://www5.atpages.jp/motoneuron/mobile/?FrontPage
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<はじめに>
動物組織学に関わる用語は、基本的にはいわゆる4大組織の区分「上皮組織、結合組織、神経組織、筋組織」に準じ対応させ考える(と都合が良い)。それぞれには「形・役割・仕組み・由来・その他」の観点が含まれる。その実体を細かく平素に表現すれば「部位・形状・名称・繋がり・区分(構成)・役割・仕組み(物性)・由来・その他」である。用語は「普通名詞、固有名詞、抽象名詞」などであるが、組織の場合は「所在・様態・人名・物質」などに由来する表現でもある。重要な「用語」にはそれで視点の違いなどから複数の名称(人称名や様態名)が与えられていることも少なくないが、配慮すべきはそれらの名称用語が意味する「実体とは何であるか」である。なお、専門書などの4大組織区分の「結合組織」はいろいろな経緯から「支持組織」となっているが、その基本はやはり「結合組織」である。
本編では上記の区分(目次概要)から動物組織に関わる基本的な区分と用語をまとめる。リンク構造にあるので「クリック」移動し参照するが、必ずしも全ての記載項目(領域)に対応している訳ではない。つまり、移動先の前後も参照してほしい。また、組織学はつまり顕微解剖学であり、解剖学的な見方や用語の理解も必要ということから、本編では特に魚類を意識する場合、その点についても触れる。
コメント:このテキストは「動物組織学/4大組織/主要用語の一覧」を目的とするが、その用途には、例えば、Web資料「魚類マクロ組織」のデジタル観察(バーチャル顕微鏡観察)などがある。つまり、実際に組織像を観察するとどうしても専門用語が必要になる。そこで、組織像(例えばサイト.自主トレーニング)などを実際に観察しながら用語に親しみ、その上で「本用語一覧」を改めて確認することも有効と考える。よって、最初から詳しく知ることに目的を置くのではない。また、4大組織区分から記述するが、神経組織や筋組織の場合は、解剖学的な器官系としての視野も必要なので、書き加えている。
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<A. 上皮組織(その区分と用語)>
(上皮組織の図説解説を参照する時は別様のサイトへ移動する:ココ)
はじめに
上皮組織の特徴は「体内管腔の内壁面を覆う細胞層:オモテ側に面する細胞層(細部シート)」である。基本的な区分(分類)は、下記のように「1.形態、2.機能、3.起原 、4.その他」に基づき設定されている。以下にその4区分の概要とその用語(Term)を示す。
Term 1. 上皮組織の「形態」に基づく区分/用語
Term 2. 上皮組織の「機能」に基づく区分/用語
Term 3. 上皮組織の「起源」に基づく区分/用語
Term 4. 外分泌腺の区分/用語
なお、上皮組織は基本的に外界や体腔管腔(その所在から上皮・中皮・内皮と区分される)の壁面を覆う組織(細胞層/細胞シート)である。つまり、例えば、体内には3種類のチューブやドームがあると考える。1)外皮や消化管や導管などの外界に繋がる(入って出て来ることができる)ところの壁面は「上皮」、2)腹腔や囲心腔のように体内に内在するドーム状の腔所の壁面は「中皮」、3)血管などの体内に埋没するチューブのようなその内壁は「内皮」である。また、形態的には、傷つきやすいところの上皮は「重層上皮:外皮や口腔、直腸など」、実質機能の上皮は「単層上皮:消化管やその附属器の上皮」、ものが流れるところや透過性を必要とするところは「扁平上皮:血管内壁、漿膜など」となる傾向を示す。
上皮 epithelium、中皮 mesothelium、内皮 endothelium
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Term 1. 上皮組織の「形態」に基づく区分/用語
a)「細胞層の数」による区分
1) 単層上皮 (simple epithelium) :細胞が一層ですべての細胞は「基底膜」に接する。腸上皮など(肝臓や膵臓の細胞も単層である)。
2) 多層上皮 あるいは 重層上皮 (stratified epithelium) :細胞が多層をなすが基底膜に接するのは最下層の細胞だけである。その所在の基本は、表皮やなどの傷つきやすいところ:皮膚、口腔、食道上部、肛門など。
3) 偽重層上皮 (pseudostratified epithelium) :核の位置が一定でないため一見多層に見えるが全ての細胞が「基底膜」に接する。
4) 移行上皮 (transitional epithelium) :立方または円柱上皮の偽重層上皮であるが、内部の圧力によって著しく変形して扁平偽重層上皮に変化する(つまり単層上皮の変形である):膀胱内面など
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b)上皮組織「細胞の形態」による分類
1) 扁平上皮 (squamous epithelium):扁平状を示す細胞よりなる:血管壁(内皮)、腸間膜など漿膜(中皮)。
2) 立方上皮 (cuboidal epithelium):底辺の長さと高さがほぼ等しい細胞:甲状腺濾胞など。
3) 円柱上皮(columnar epithelium):底辺の長さより高さが大きい細胞よりなる:腸上皮など。
(上記を組合わせた表現、重層扁平上皮、単層立方上皮、なども多用される)。
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c)上皮組織:細胞表面の構造による分類
1) 繊毛上皮 (ciliated epithelium):繊毛を持つ上皮(気管上皮)。
2) 刷子縁上皮 (brush border epithelium):微柔毛を持つ上皮(小腸・細尿管の内面など)
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d)上皮組織:細胞の性状による分類
1) 角質上皮 (conrnified epithelium) :細胞内がケラチンなどにより角質化が進み固さ増した上皮(哺乳類の表皮外層など)
2) 粘膜上皮 (mucosal epithelium):細胞表面に分泌された粘液によって浸潤している(消化管、呼吸器管の上皮)
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Term 2. 上皮組織の「機能」による区分/用語
1) 被蓋上皮(covering epithelium):基本的には皮膚の表皮(上皮)であるが、物理的な刺激で損傷を受けやすい部分を含むこともある(口腔)
2) 分泌上皮(secretory epithelium):腺上皮 (glandular epithelium)とも呼ばれる。物質の生産および放出を行う腺構造。消化腺(胃腺や膵腺),粘液腺(杯細胞)、
3) 吸収上皮(absorptive epithelium):物質の吸収を行う(多くは表面に刷子縁がある:消化管など)
4) 感覚上皮(sensory epithelium):外界からの刺激の受容を行う:網膜,嗅板,三半規管上皮など。
5) 色素上皮(pigment epithelium):多量のメラニンを含み光を遮ぎる:網膜の色素顆粒細胞層、(サカナの体表色素は結合組織中にある)
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Term 3. 上皮組織の「起源「による区分/用語
1) 外胚葉性(ectodermal)
・体表上皮(surface epithelium):表皮・口腔・鼻腔・肛門などの内面
・腺上皮(glandular epithelium):体表粘液腺など
2) 中胚葉性(mesodermal)
・内皮(endothelium):心臓、血管、リンパ管の内面
・体腔上皮(coelomic epithelium):胸膜や腸間膜など「中皮」
・生殖上皮(germinal epithelium):生殖腺の表面
3) 内胚葉性(endodermal)
・腺上皮(glandular epithelium):肝臓,すい臓など
・消化管上皮(alimentary epithelium):消化管の内面など
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Term 4. 上皮組織の「外分泌腺」の区分/用語
a)形態による分類
1)単細胞腺(unicellular gland):上皮細胞の間に散在し分泌機能の著しい細胞(表皮の粘液分泌細胞や腸の杯状細胞goblet cellなど)。
2)多細胞腺(multicellular gland):腺細胞の集団からなり,上皮の細胞が増殖して上皮組織の下の結合組織に陥入して形成されるのがふつうである。分泌物を形成分泌する腺体と分泌物を消化管や体外に分泌する導管をそなえる。皮膚腺や消化腺など
i)管状腺(tubular gland)
腺体が円筒状を呈する。導管が単一か,分岐しているか,共通の導管をもつかによって細分される:
・単一不分枝管状腺(simplenon−branched tubular gland)、
・単一分枝管状腺(simple branched tubular gland)、
・複合管状腺(compound tubular gland)。
ii)胞状腺(alveolar gland)
腺体が球状を呈する。導管が単一か分岐しているか共通の導管をもつかによって細分される:
・単一不分枝胞状腺/simplenon−branchedalveolar gland:皮膚腺なと・単一分枝胞状腺/simple branched alveolar gland:大皮脂腺など、
・複合胞状腺/compound alveolar gland:前立腺など
iii)管状胞状腺 (tubulo−alveolar gland)
腺体は球状であるが,その内部の脛所は管状を呈する。
・複合管状胞状腺/compound tubuloalveolar gland:顎下腺,膵臓など
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b)分泌物による分類
1)粘液腺(mucous gland):分泌物は多糖類を含み,PAS反応によって赤紫色に染まることが多い。十二指腸腺など
2)漿液腺(serous gland):分泌物はタンパク質を多量にふくみ,酸性色素によく染まることが多い。耳下腺など
3)混合腺(mixed gland):両者が混在する場合「顎下腺,舌下腺など」
c)分泌様式による分類
1)全分泌腺(holocrine gland):分泌の際に分泌細胞そのものも崩壊して分泌物の一部となる「皮脂腺など」
2)部分分泌腺(merocrine gland):分泌の際に分泌細胞は生存を続ける。
1. 漏出分泌腺(eccrine gland):分泌細胞の拐失がはとんどないもの「大多数の分泌腺」
2. 離出分泌腺(apocrine gland):仮足状に突出した細胞体とともに分泌物が放出されるが残った細胞体は再生してまた分泌をくりかえす「乳腺や肛門腺など」
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<B. 結合組織(その区分と用語)>
(結合組織の図説解説を参照する時は別様のサイトへ移動する:ココ)
はじめに
結合組織は、体の中で最も多量に広く分布する組織であり、細胞と基質(何かを生み出すところ)からなる。単純に言えば、その他の組織(上皮・神経・筋組織)をつなぎ合わせる組織であるが、その内実は、線維や骨、脂肪組織、血球系細胞など、明らかに形態や様態が異なる種々の細胞集合体や細胞間物質が多数含まれる。
例えば、真皮は細胞が散在的で細胞間物質の「線維:コラーゲンやエラスチン」が豊富なため「線維性結合組織」であり、脂肪細胞の集合体は網状にみえるが「脂肪組織」であり、硬い硬骨(骨組織)や血球系の細胞など見た目にことなるこれらも結合組織に含まれる。そのため、これらが同じ組織区分(結合組織)であることに違和感を感じるかもしれない。また、多くの専門書では「結合組織」という区分は用いず、「支持組織」という大枠で取り扱っているため、4大組織区分における結合組織は初学者の悩みの種である。例えば「骨は何かを結合する組織か?」という意見にもなる。ヒト・カエル・ネズミでは確かだが、動物には「骨なし」もいるということも念頭に置くのが結合組織にはある(諸外国では結合組織に対して配慮があるような気がする)。
結合組織は確かに多様であるが,いずれも「中胚葉」から生じた間充織に由来する。つまり、体の内側/内部に所在する組織であり、線維や基質(matrix:何かを生み出すところ)を多量に含む、ことが共通する特徴であるが、それでも不明瞭であるかもしれない。それではじめに「結合組織の考え方」を以下に羅列する(と次のようになる)。
補足:専門用語「繊維」は「線維」と表記してもよい。同様に顆粒は「果粒」という平易な表記でも問題はない。基質は細胞間を埋めるタンパク質性の「線維と間質物質(成分)」から構成される。結合組織の役割は、互いに結合し他の組織を支持する、諸器官を保護する、器官同士を結びつけ、また隔離し、血液に見るように体内の運搬経路、エネルギーを蓄え(脂肪組織)、免疫反応の場など、である。
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結合組織の考え方
A. 上皮・神経・筋組織以外の「細胞と細胞間物質」のことを「結合組織」とする。
B. 空所(腔所)に面する上皮組織のウラ側にあり、そのウラ側にある筋・神経組織以外の組織のこと。
C. 発生初期の外胚葉と内胚葉との間を埋めた間充織(mesenchyme間葉ともいう)に由来する組織で、筋組織や神経組織の間でそれらをまとめ,また上皮と結びつける組織。
D. 発生初期の細胞シート(外胚葉や内胚葉)から脱シート化した中胚葉性の幹細胞から派生する(形成される)次のような7区分の「細胞と細胞間物質」のこと。
1)「線維芽細胞」とその生産物の線維(コラーゲンやエラスチン)からなる「線維性結合組織」
2)脂肪細胞の集合体「脂肪組織」
(脂肪組織は下記6の「細網内皮系組織」の一部と考えてもよい)
3)遊走性でヒスタミン産性を担う「肥満細胞」
4)骨細胞と破骨細胞からなる「骨組織」、
5)軟骨細胞とその基質(主成分はコンドロイチン硫酸など)からなる「軟骨組織」
6)網状の細網線維(コラーゲン線維)を足場として細胞塊/集団を作る「細網組織あるいは細網内皮系組織:胸腺、脾臓、リンパ腺」。つまり循環器系の一部。なお、これらの組織は球状の細胞が密集した塊状であり毛細血管との境界も不明瞭となる。
7)造血器系組織とその産物(血球系細胞など)。多くの脊椎動物では一般に「骨髄」などであるが、サカナの造血組織は「腎臓」を主とする。血球系細胞は浮遊性あるいは遊走性を示す。
1)線維芽細胞と線維性結合組織、2)脂肪組織、3)肥満細胞、
4)骨組織、5)軟骨組織、6)細網組織、7)造血器系組織と産物/成分。
これを区分すると以下の枠組み「4区分」となる。ちなみに、血管内皮(内壁の細胞)は中胚葉由来であるが管腔に面する上皮組織である。
以上、さてどれが「結合組織の理解」に都合が良いかは状況でことなると思うが、やはり、具体的に「BとD」の経緯で理解すると都合が良さそうな気がする。つまり、結合組織を小区分としてまとめると下記の4区分となり簡単明瞭になる。
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<本編の結合組織の区分に関する枠組み>
1)線維性結合組織(固有結合組織 proper connective tissueともいう)
固有とは特定という意味ではなく「広く一般にある」という意味。
2)支持組織(supporting tissue)
なおsupportingという英訳は不適切という話も有る。
その場合は「骨格組織 skeletal tissue」とする。
・軟骨組織(cartilaginous tissue)と骨組織(bone tissue)
3)造血組織(hematopoietic tissue)とその産物など
(血球系細胞、血液、リンパ、肥満細胞)。
4)細網組織(reticu1ar tissue):胸腺、脾臓、リンパ腺、脂肪組織など。
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1.「線維性結合組織」の概要と用語
線維性結合組織は最も典型的な結合組織でその名の通り線維状を示し,他の組織(や種々の器官)の機械的な支持,栄養蓄積,血管と組織間の物質移動などに関係する。例えば、上皮組織そのものは脆弱な薄層であるが、その接着面下(ウラ側:基底膜直下)に引っぱり強度のあるコラーゲン線維層(線維性結合組織)があることによりその形態を維持する、などの役割や性質を示す。
多くの場合、次の3種類のタイプに区分する。なお、「膠原」とはコラーゲン線維束の通称であり、膠は「にかわ」で、ゼラチンはコラーゲンの変成物、ゼリーは食べ物?、ゲルなども同じ範疇の用語。
a) 膠原線維(collagen fiber),b) 細網線維(reticular fiber),c) 弾性線維(elastic fiber)
*膠原線維と細網線維はタンパク質のコラーゲン(collagen)からできている。太さの違いと「線状や網状」の違い。 *弾性線維は、タンパク質のエラスチン(elastin)からできている。コラーゲン線維を支える役割を持ち、靭帯や腱では特に豊富である(靭帯は骨と骨をつなぎ、腱は骨と筋肉をつなぐ)。
維性結合組織中には運動性が乏しい定着性(固定性)の細胞(fixed cell)、つまり、コラーゲン線維を産生する線維芽細胞(かなり細長く核はほぼ中央)が散在する。コラーゲン線維は染色液のエオシン好性であるため「赤っぽく」染まるが、弾性線維(エラスチン)はヘマトキシリン好性なので「青っぽく」染まる。
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Term 5. 結合組織「線維性結合組織」の区分/用語
a)密性結合組織 (dense connective tissue):線維の含有量が多く網目は緻密。
1) 層板性結合組織 (lamellated c.t.):線維が層板(lamella)状をなす:脊椎動物では角膜など
2) 非平行性密性結合組織 (dense irregular c.t.)線維の配列方向がまちまち:脊椎動物の真皮・筋膜など
3) 平行性密性結合組織 (dense regular c.t.):線維が一方向に平行して配列:・脊椎動物の腱、靭帯など。
b)疎性結合組織 (loose connective tissue):線維は少なく線維の網目は疎大。
1) 間充織 (mesenchyme):胚的な結合組織で基質に比べて線維や細胞が少ない。
2) 膠性結合組織 (mucous c.t.):ゼラチン様基質に富み、胚と成体の中間的結合組織
3) 胞状結合組織 (alverolar c.t.) :成体における疎性結合組織として最も普
4) 脂肪組織 (adipose t.) :栄養として脂肪貯蔵。その機能は多様なので省略。
5) 弾性組織 (elastic.t.):弾性線維に富む:脊椎動物の動脈の血管壁/靭帯など
6) 色素組織 (pigment.t.) :色素細胞に富む:脊椎動物では 虹彩/脳脊髄膜など.
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Term 6. 結合組織の「線維性結合組織に見られる細胞」の区分/用語
<定着性細胞>
1) 線維芽細胞 (fibroblast):間充織細胞より分化(線維性結合組織の全体に普通に見られる)
2) 間充織細胞 (mesenchymal cell) :中胚葉由来の小型細胞、胚に普通、成体も見出せる。
3) 脂肪細胞 (fat cell):細網線維を足場とし集合し脂肪組織を形成する。胞状結合組織など
4) 色素細胞 (pigment cell):神経冠(神経堤)細胞より分化(色素細胞、胞状結合組織など)
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<遊走性細胞>
1) 単核白血球 (mononuclear leucocyte):リンパ球と単球の総称。血流中より遊走(線維性結合組織全般)
2) 果粒球 (granulocyte) :血流中より遊走(線維性結合組織全般)
3) リンパ球 (lymphocyte):血流中より遊走(線維性結合組織全般)
4) マスト細胞 (mast cell) :強い好塩基性果粒を持つヒスタミン産生細胞(即時型アレルギーの発現に関わる)。
5) 形質細胞 (plasma cell) :Bリンパ球に由来する抗体産生細胞。プラズマ細胞とも呼ぶ。(体腔膜、リンパ組織、細動脈周辺)
6) 組織球 (histiocyte):単球より分化し、血管外へ遊走した貪食能を持つマクロファージのこと。(線維性結合組織全般)
補足:ヒトの「白血球」のによる区分/用語
・果粒球(granulocyte)
:好中球(neutrophil)、好酸球(eosinophil)、好塩基球(basophil)
・無果粒球(agranulocyte)
:リンパ球(lymphocyte:T/B cell), 単球(monocyte→マクロファージ)
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2.「支持組織、あるいは骨格系組織」の概要と用語
支持組織(骨格組織 skeletal tissue)は2種類の区分、軟骨組織(cartilaginous tissue)と骨組織(bone tissue)である。
a) 軟骨cartilage(軟骨組織)
この組織の固有細胞は軟骨細胞(chondrocyte)であり、周囲は「軟骨基質」から形成される。つまり、基質が一般的に理解する「軟骨」という塊である。この基質は酸性の硫酸基を多量に含む糖タンパク(コンドロイチン硫酸など)を主成分とし、コラーゲンも加わり「固形体」をなすを特徴とするが、その硬さはメスで切れる程度であり硬骨に比べかなり柔らかい。軟骨組織は軟骨基質とその中に散在する小腔の中にある軟骨細胞から構成される。血管はない。軟骨組織はその基質コンドロイチン硫酸などのためヘマトキシリン好性であり水色に染まる。 軟骨を区分するとTerm7となる。
Term7. 軟骨組織の区分/用語
@ 透明軟骨 (hyaline cartilage)
:典型的な軟骨、肉眼では不透明で淡青色に見え、基質中に微小な膠原線維を含む。
A 弾性軟骨 (elastic cartilage)
:肉眼では不鮮明で黄色に見え、基質中に弾性線維を含む。
B 線維軟骨 (fibrocartilage)
:基質中に多量の膠原線維を含み、軟骨細胞は少数。
C 胞状軟骨 (vesicular cartilage)
:基質・線維が極めて少ない。
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b) 硬骨 bone(骨組織)
骨は,骨細胞 osteocyteと骨基質 bone matrixから成り,表面は骨膜 periosteum でおおわれている。硬骨とは、その基質となるコラーゲン線維に無機成分のカルシウムが結晶状に結合した硬組織であり、例えば、酸性溶液に十分浸した骨はカルシウムが溶出し(脱灰decalcification)、形はほぼそのままに柔らかくなる(つまり基質コラーゲンが残る)。染色性はよって骨基質のコラーゲン線維が染色され「赤っぽく」なる。その硬度はカルシウムの含量に依存し(歯のエナメル質、象牙質、硬骨)、通常の骨では重量の1/3弱を無機成分カルシウムが占める。
なお、骨化 ossificationには軟骨性骨化(cartilagenous ossification)と結合組織性骨化/膜内骨化(intermembranous ossification)の2形式がある。軟骨性硬骨はガラス軟骨組織として形成され、後に骨組織に置換されたもので、硬骨魚の中軸骨格の多くの骨がそれに当たる。つまり、骨はその形成過程によって軟骨性骨 catilage bone(1次骨 primary bone)と線維性骨 fibrous bone(二次骨 secondary boneあるいは膜骨membrane bone)とに分類される。
軟骨性骨では軟骨がはじめに形成され、その後に骨組織に置換されたものであり、線維性骨(膜骨)は一定部位に現れた線維性結合組織の表面の骨芽細胞 osteoblastが分化して「骨基質」の形成が行なわれたものである。なお、脊柱の形成には脊椎動物の発生初期にみられる「脊索」が関係する。つまり、初期に形成された脊索の周りに骨細胞がシート状に集合し「硬節」が形成され、その細胞が骨に置き換わる。一般に軟骨または硬骨(bone)の中軸骨格(axial skeleton)が形成されると脊索は退化するが、魚類では脊索が椎骨中に遺残として網状に残る。
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Term 8. 硬骨の用語
硬骨 bone、骨化 ossification、骨芽細胞 osteoblast、骨細胞 osteocyte、
軟骨性骨化 cartilagenous ossification、結合組織性骨化 intermembranous ossification、軟骨性骨 catilage bone、線維性骨 fibrous bone、
膜骨membrane bone、破骨細胞 osteoclast、骨基質 bone matrix,
骨膜 periosteum
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3「造血組織とその産物(血球細胞、血液、リンパ)」の概要と用語
血球形成を造血(hematopoiesis)と呼び,その担当組織を造血組織,器官を造血器官(hematopoietic organ)という。陸上動物では骨髄(bone marrow)が代表的であるが、硬骨魚類では腎臓や脾臓が主な造血器官である。造血組織は球状の細胞が密集した集合体であるため、ヘマトキシリン好性を示し「青紫状」を示す。
ヒトの血液組成(血球数・平均寿命)
血液凝固させた上澄みが「血清」で、ヘパリンなど凝集阻害剤を加え遠心分離した上澄みが「血漿」。
細胞成分(血球45%):血液凝固の時に「血ペい」となる
赤血球: 540万個/mm3(オス)480万個/mm3(メス)・・120日
白血球: 500〜9500万個/mm3(オス)・・・・約1日
血小板: 25万〜30万個/mm3(オス)・・・・・7〜10日
液性成分(血漿) (55%)
フイブリノーゲン (線維性成分)
血清:血清には凝集時に放出される増殖因子など重要な微量成分が含まれる
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Term 9. ヒトの「白血球 leucocyte leukocyte」のによる区分/用語
果粒球(granulocyte)は、好中球(neutrophil),好酸球(eosinophil), 好塩基球(basophil) の3種類。無果粒球(agranulocyte)は、リンパ球(lymphocyte),単球(monocyte) の2種類。
1)果粒球(granulocyte)
特徴:1)切れこみのある核(分葉核)をもつ、2)細胞質中にタンバタ質の果粒をもつ、3)酸化酵素・ペルオキシダーゼ活性を示す、4)盛んな食作用を示す、骨髄で作られる
好中球(neutrophil):果粒が中性色素に染まる(55−65%、寿命10〜12日)
好酸球(eosinophil):果粒が酸性色素に染まる(1-3%、寿命12日)
好塩基球(basophil):果粒が塩基性色素に染まる(0.5%、寿命10日)
2)無果粒球(agranulocyte)
特徴:1)球形またはソラマメ形の核をもつ、2)細胞質中にタンパク質果粒をもたない。3)酸化酵素・ペルオキシダーゼ活性を示さない
リンパ球(lymphocyte):20-35% (小型6−8μm, 大型10−15μm)。
胸腺なと 。核は濃染するが核小体が不明瞭、抗体産生・細胞性免疫
単球(monocyte):3-8%(12−20μm)、
組織中に分化遊走した細胞はマクロファージ。
骨髄で作られる核の染まりは淡いが核小体が明瞭、食作用
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4.「細網組織」の概要と用語
細網組織(reticular tissue)は、脾臓(spleen)や胸腺(thymus)などの循環器系に見られる結合組織で,網状に配列した細網線維(細いコラーゲン線維)の間に含まれる。脂肪組織はその様態から細網組織と考えても良い。
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補足1. 体は細胞と細胞間物質からできている
動物のからだは、五臓六腑、鰓、心臓、脳、目玉などの「器官」からできている。これら全ての器官は4種類の「組織」の組み合わせで構成されている。教科書で扱う4大組織(上皮組織、結合組織、筋肉組織、神経組織)である。これらの組織には、程度の差はあるが、いずれもたくさんの「細胞」が含まれている。
肝臓のような塊(器官)は、そのほとんどが細胞からできているが、体の中には「骨」や、細胞の層を取り除いた後の「皮(革製品の皮)」のような細胞には思えない部分もたくさんある。顕微鏡で組織染色標本(プレパラート)を観察するとき戸惑う部分でもある。これらはなんであろう。答えは、少しの細胞と細胞ではない大量の「細胞間物質」からできたところ(器官の一部)である。この細胞間物質を大量に含む組織が「結合組織」であり、その主要な成分で且つ最も多量にある細胞間物質が「コラーゲン」という線維状の蛋白質である(例えば、真皮の主成分)。
骨は、骨の中や周りにある細胞が作り出し分泌した「コラーゲン」に「カルシウム」が結合した硬い組織である。酸で処理すればカルシウムが除かれ柔らかになる。骨の形はそのままにコラーゲン線維などが骨の形として残る。皮膚の真皮層はコラーゲンを主とする線維性の細胞間物質からできている。革製品の皮である。実際に組織染色標本を顕微鏡で見ると、生物の組織は「細胞」と「細胞以外の物質」からできているということが実感できる。ちなみに、筋肉は細く長くなった細胞(筋線維とも呼ぶ)が束になった塊であり、眼の水晶体も細長い細胞(水晶体線維)が規則正しく集まった構造体である。
細胞以外の物質で、特に細胞が張り付く物質や部分を細胞外マトリックス(ECM)、あるいは単に細胞接着基質と呼ぶ。多細胞体制をなす動物の体は多数の細胞からできているが、デタラメな細胞の塊ではない。多数の細胞はある形式で特定の物質に「結合や接着」し、特定の構造を保つ。つまり、多細胞体制となる。その時、細胞は細胞に接着するか、細胞外マトリックスに接着する。それで、その接着を「細胞-細胞間接着」と「細胞-基質間接着」と云う。細胞外マトリックスや細胞間物質は細胞にとって不可欠な物質である。細胞は体の基本単位であるが、体は細胞だけでできているのではなく、細胞が生み出す細胞間物質や細胞外基質と協調して出来ている。
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補足2. 細胞間物質(結合組織の線維と間質物質 )
結合組織の線維には「1.膠原線維、2.弾性線維、3.細網線維」の3つがある。また基質成分となる間質物質(細胞と線維の間を埋め、細胞を支え、結び付け、血液と細胞との間の物質交換の媒体)には、水も含め、プロテオグリカン、ヒアルロン酸、接着タンパク質などがある。 細胞間物質は、細胞外マトリックス(extracellular matrix:ECM)とも言えるが、最近では細胞の近傍にある細胞接着に直接関わる物質というニュアンスも強い。重要なことものには呼び名がいっぱい(で時に困ってしまう)という事例。
A. 線 維
膠原線維と細網線維の主成分はコラーゲンで太さが違う。弾性線維の主成分はエラスチンでゴム糸のように伸び縮みする。
1.膠原線維: コラーゲンから構成され、引く力に対して非常に強い。硬くないため組織に柔軟性をあたえる。ほとんどの結合組織に存在し、互いに平行に並び束になって存在することが多い。特に、骨、軟骨、腱、靭帯に多く存在する。
2.弾性線維: エラスチンとフィブリンから構成され、分岐・結合して組織内では繊維を形成する。弾性線維は弛緩した状態の1.5倍まで引き伸ばすことができて、ゴムのように元の形に戻ることができる弾性を保持している。皮膚、血管壁、肺に多く存在する。
3.細網線維: 微細な束に配列したコラーゲンとその周りの糖タンパクから構成される。疎性結合組織・脂肪組織・平滑筋組織を構成している細胞の周囲に網目構造を形成し保持と強度をあたえる。細網線維は、脾臓やリンパ節のような軟らかい器官の多くでは骨組みを構成し器官を支える。
B. 間質物質(成分)
1) プロテオグリカン(糖タンパク): コンドロイチン硫酸・デルマタン硫酸・ケラタン硫酸などの「ムコ多糖とタンパクが結合した物質」の総称。
2) ムコ多糖(グルコサミノグリカン): ヒアルロン酸・コンドロイチン硫酸・デルマタン硫酸・ケラタン硫酸などの総称で、水を保持することで間質をゼリー状にする。生体内では、ヒアルロン酸を除き、タンパクと結合して糖タンパク(プロテオグリカン)として存在する。
3) ヒアルロン酸: 細胞同士を結び付けたり、関節を滑らかにしたり、眼球のガラス体の主成分で、その形を保つ。
4) コンドロイチン硫酸: 軟骨・骨・皮膚・血管などで、形の保持や接着性などに関係する。
5) デルマタン硫酸:皮膚・腱・大動脈・心臓弁・項靭帯・腸など、弾性に富んだ組織に多く含まれる
6) ケラタン硫酸:骨・軟骨・眼球の角膜に含まれる。
7) 接着タンパク質: 間質物質同士または間質物質と細胞を結合させる。接着タンパク質の主なものは、フィブロネクチンで、膠原線維と間質物質、間質物質と細胞を結合させる。
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<C. 神経組織(その区分と用語)>
(神経組織の図説解説を参照する時は別様のサイトへ移動する:ココ)
はじめに
神経組織とは、例えば、感覚器などで受容された情報(興奮)を効果器に伝える役割を担うが、その構成細胞は、神経細胞 neuronと神経細胞を補助する神経膠細胞(シンケイコウサイボウ glial cells グリアサイボウ)からなる。神経膠細胞は、つまりグリア細胞であり、神経細胞に対していわば結合組織のような役割を担う。末梢神経系の神経膠細胞はシュワン細胞などの固有名を用いることも多い。
神経細胞の形も特徴的であるが、基本的には下記(term 9)の5区分と考える(@を除けば4区分)。本講義では(別様のテキストサイトでは)、神経細胞も上皮細胞も見方によっては同じであるとして扱っているのでそのサイトも参照してほしい。つまり、「細胞くんの変形」として取り扱っている。
Term 10.「突起の数」による神経細胞の区分/用語
名称 特徴(突起の数) 主な所在(典型的な例)
@ 無極細胞(apolar cell) 0 発生途上のもの
A 単極細胞(unipolar cell) 1 細胞や網膜視細胞
B 偽単極細胞(pseudo−unipolar cell) 1 髄神経節
C 双極細胞(bipolar cell) 2 網膜の双極細胞
D 多極細胞(multipolar cell) 多数 脳脊髄の多くの細胞
・ゴルジT型(Golgi typeI) 軸索は長く,樹状突起は短い
・ゴルジU型(Golgi typeII) 軸索も短い
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Term 11.「神経線維の被膜」による区分/用語
1) 髄鞘をもつ神経線維
有髄有鞘線維(medullated and sheathed nerve fiber)
:大多数の脳神経と脊髄神経の線維
有髄無鞘線維(medullated and unsheathed nerve fiber)
:中枢神経系内の神経線維
2) 髄鞘をもたない神経線維
無髄有鞘線維(unmedullated and sheathed nerve fiber)
:大多数の交感神経の線維
無髄無常線維(unmedullated and unsheathed nerve fiber)
:嗅神経と大多数の神経線維の起始部および終末部
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Term 12. グリア細胞の区分/用語
@ 上衣細胞(ependymal cell)
外胚葉由来,円柱状または立方形:脳室と脊髄中心管の内面をおおい,繊毛をもつ場合が多い。
A 星状細胞(astrocyte)
外胚葉由来,多数の突起をもち核は大型で球型,あまり濃染しない。灰白質・白質ともに見出され,神経細胞と血液との問の物質輸送にあずかるという。
B オリゴデンドログリア(oligodendroglia)
外胚葉由来、星状膠細胞より突起少なく,核はそれより濃染。灰白質・白質ともに見出され、中枢神経系内(シュワン細胞がない)での髄鞘形成にあずかる。
C 小膠細胞(microglia)
中胚葉由来,小形で突起は長く分岐が著しく,核は濃染、上記2種にくらべて少数。灰白質・白質ともに見出され,食作用を示すという。
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感覚細胞の区分/用語
感覚細胞は視細胞、味蕾細胞、嗅細胞などである。網膜の視細胞は中枢神経から発生するため明らかに神経細胞の単極細胞である。他の感覚細胞は上皮細胞であるが、その多くが情報伝達物質を基底部から分泌し神経終末にその情報を伝えるため「パラニューロン」として扱われる。よって、内分泌細胞の基底顆粒細胞にも類似する。
1)一次感覚細胞(primary sensory cell)
・細胞の突起が神経突起となって,他の神経細胞とシナプスをつくる:視細胞など
2)二次感覚細胞(secondary sensory cell)
・細胞が神経細胞の突起で包まれたもの:味細胞など
3)感覚神経細胞(sensory nerve cell)
・細胞が深部に位置し,その突起が自由神経末端として表面に達しているもの:触受容器など
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Term 13. 魚類の脳:区分と用語
中枢神経系は脊髄と脳からなる。脳は基本的には脊髄の前部が変化発展したものである。脳と脊髄は発生の段階で1本の神経の管として形成される。この神経管はその頭端が鼻・眼・内耳に対応してそれぞれ前脳胞・中脳胞・後脳胞となり、脊髄と区別できるようになる。
前脳胞からは終脳(端脳,嗅脳,嗅葉)と間脳が,
中脳胞からは中脳視蓋が,
後脳胞からは後脳(小脳+橋)と髄脳(延髄)が分化する。
*終脳(端脳)telencephalon
嗅覚野 olfactory area。終脳の前部には嗅球(olfactory bulb)がある。嗅球と終脳をつなぐ神経線維束は嗅索(olfactory tract)と呼ぶ。魚類の終脳は嗅覚だけに関与するものと考えられ、終脳は嗅葉と呼ばれたが、実際には嗅覚以外の感覚(視覚,聴覚・平衡覚,側線感覚,味覚)にも関係する。
*間脳 diencephalon
第3脳室 Vrd ventricleを囲む部分で,視床上部 epithalamus,視床 thalamus,視床下部 hypothalamus に区分される。毛細血管に富む血管嚢 saccus vasculosus が存在している。視床上部の天井の大部分は脈絡叢 choroid plexusで,後方は上生体 pineal bodyを背方へ生じている
*中脳 mesencephalon
視覚の中枢である。背壁は視蓋 optic tectumである。
*小脳(cerebellum)/(後脳metencephalon)
第4脳室 Wth ventricleの背壁前方を占め,皮質cortexと髄質medullaとに区分される。
*髄脳myelencephalon(延髄/medulla oblongata)
延髄からは,三叉神経 trigeminal nerve,外転神経 abducens n.,顔面神経 facial n.,舌咽神経 gloss opharyngeal n.,迷走神経 vagus n.,などの脳神経が出ており,延髄内にはそれらの起始核が存在する。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
発生学的な視点
1. 前脳胞、2. 中脳胞、3. 後脳胞、
a.終脳 ( 端脳, 嗅脳, 嗅葉)、b.間脳、c.中脳視蓋、d.後脳(小脳+橋)、e.髄脳(延髄)
魚類の中枢神経系の一般的な名称
A. 終脳(telencephalon)、 B. 間脳(diencephalon)、
C. 視蓋(optic tectum)あるいは 中脳 (mesencephalon)、
D. 小脳(cerebellum)、 E. 延髄(medulla oblongata)
魚類の中枢神経系の用語一覧
A.終脳(端脳)telencephalon
嗅球(olfactory bulb)、 嗅索(olfactory tract)、 嗅葉(olfactory lob)
B: 間脳 diencephalon
視床上部 (epithalamus), 視床 (thalamus), 視床下部 (hypothalamus)、
血管嚢 (saccus vasculosus)、 脈絡叢 (choroid plexus)、
上生体/松果体 (pineal body)
C: 中脳 mesencephalon
D: 小脳(cerebellum)/(後脳metencephalon)
E: 髄脳myelencephalon /(延髄/medulla oblongata))
三叉神経 trigeminal nerve, 外転神経 abducens n., 顔面神経 facial n.,
舌咽神経 gloss opharyngeal n., 迷走神経 vagus n.,
末梢神経系:
終神経(terminal nerve)、嗅神経(olfactory nerve : I)、視神経(optic nerve : II)、動眼神経(oculomotor nerve : III)、滑車神経(trochlear nerve : IV) 、三叉神経(trigeminal nerve : V) 、外転神経(abducens nerve : VI) 、顔面神経(facial nerve : VII)、内耳神経(octavus nerve : VIII) 、側線神経(lateral line nerve)、舌咽神経(glossopharyngeal nerve : IX)、迷走神経(vagal nerve : X)、副神経(accessory nerve : ?) 、舌下神経(hypoglossal nerve : ?)、脊髄神経(spinal nerve)、自律神経系(autonomicn nervous system)
I、 II、 III、 IV、 V、VI、
(急) (止)した (動)く (車)が (三) (転) し、
VII、 VIII、 IX、 X、 ?、 ?
(顔) (耳) (のど) を切り (冥) (福) (した)
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<D. 筋組織(その区分と用語)>
(筋組織の図説解説を参照する時は別様のサイトへ移動する:ココ)
はじめに
体細胞は程度の差はあるが細胞外マトリックスを分泌し、足場依存性の根拠となる「基底膜」を形成し接着固定される。筋組織もまた「細胞と細胞間物質」から構成される。細胞はかなり細長い筋細胞(筋線維とも呼ぶ)であり、その細長い細胞が隣接細胞と束状になって筋組織を形成する。筋細胞は上皮細胞とは異なり細胞全体を基底膜で包まれる。つまり「寝袋に入った細胞」である。それが束になったものを「筋組織」と通称するが、特に巨大な横紋筋では隣接する筋細胞との間には線維芽細胞も散在しその線維性結合組織(コラーゲン層)も介在する。よって全体としては「筋組織には線維性結合組織も少し関係する」ことには留意する必要がある。
<筋の種類> |
<性質> |
<支配する神経> |
<特徴> |
横紋筋 |
骨格筋 |
随意筋 |
運動神経 |
多核(多核巨細胞)、筋原線維は規則的に配列し「横紋」が観察される。円筒形 |
心筋 |
不随意筋 |
自律神経 |
単核、筋原線維は少なく分枝状 |
平滑筋 |
内臓筋 |
不随意筋 |
自律神経 |
単核、筋原線維は不規則な配列、紡錘形 |
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筋組織の説明(魚類組織を意識して)
筋組織は、動物体の全体や消化管などの特定の部分が動くに必要な組織であり、収縮性(contracitility)があることを特徴とする。筋組織もまた「細胞と細胞間物質」から構成されるが、その細胞は極めて細長く線維状であり特徴的なため、特殊な用語が多く用いられることも筋組織の特徴である。
例えば、筋細胞は「筋線維 muscle fiber」と通称され、その細胞質は「筋形質 sarcoplasma」,細胞膜は「筋線維膜あるいは筋線維鞘 sarcolemma」と呼ばれることもある。なお、細胞質の主要な構成要素のアクチン線維/ミオシン線維の束は「筋原線維myofibril」と呼ばれ、核は「筋核 sarcolemmal nucleus」となる。特殊な用語が多く用いられることも筋組織の特徴である(よって、下記に用語一覧とする)。
筋細胞は、次の2種類「横紋筋細胞 striated muscle cell,平滑筋細胞 smooth muscle cell」であるが、その集合体は所在と性質から3種類「骨格筋 skeletal muscle(横紋筋),内臓筋 visceral muscle(平滑筋),心筋cardiac muscle(横紋筋)」に分けられる。なお、筋組織は 随意筋 voluntary muscleと不随筋 involuntary muscleの区分でも取り扱う。
心筋細胞は骨格筋と同じ横紋筋であるが、骨格筋細胞は、細胞融合により形成される多核巨細胞(核は細胞膜直下にあり細長い細胞全体に散在するがそれでもひとつの細胞)であるのに対し、心筋細胞は分枝状の筋線維(筋細胞:核は1つ)であり、隣接する心筋細胞とその長軸端(境界膜 intercalated mennbrane)で接着し筋組織を形成する。なお、心筋の横紋は骨格筋に比べ不明瞭であり観察は時に難しい。また、多核巨細胞の横紋筋細胞はその長さが100μm以上になることも普通であるが、その横断面もまたかなり太いことに留意が必要である。
骨格筋は、サカナの場合、体側筋(lateral muscle)とも呼ばれる(魚類の場合は可食部をイメージすると都合がよい)。その筋細胞つまり筋線維は、隣接する筋細胞と「筋内膜 endomysium」(細胞側は基底膜:コラーゲンを主成分とする膜)を介し接着結合し束状集合体を形成する。これを「筋節 myotome」と呼ぶ。つまり、発生途上で形成される筋節がそのまま構造化するような具合である。煮魚を食べる時にポロッと取れる部分である。通常「W」の形を左90度回転させた形で魚体に配列する。この筋節はコラ-ゲン線維性結合組織の「筋隔 myoseptum、または筋周膜」により長軸方向に連なっている。体側筋となる。
サカナの輪切り(横断面)の筋組織を見ると中心から規則的な配置として観察されるが、それには専門的にいろいろな筋群として分類され、名称が与えられる。
また、筋組織に関わる用語として、普通筋、血合筋、赤筋、白筋、速筋、なども普通に使われるので留意が執拗である。-般に「血合筋」はその筋線維が普通筋に比較して細く,その横断面は普通筋が三角形ないし六角形,あるいは不整多角形であるのに対し,ほぼ円形または類円形である。血合筋も普通筋も筋線維は多数の筋原線維の束でできている。
なお、本文は4大組織区分の「筋組織」の話のはずであるが、結合組織の「筋隔」や「筋周膜」、更には血管系(上皮組織)なども関係する。一部少し混乱するが、しかし、これら全ては中胚葉起源である。
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Term 14. 筋組織の用語
A:骨格筋 skeletal muscle 内臓筋 visceral muscle
B:横紋筋 striated muscle,平滑筋 smooth muscle,心筋 cardiac muscle、
C:筋細胞(muscle cells)、筋形質(sarcoplasm)、筋原線維(myofibril)、筋核(sarcolemmal nucleus),筋線維鞘(sarcolemma)、
F:体側筋(lateral muscle)、筋節(myotome)、筋隔(myoseptum)、
D:普通筋(ordinal muscle)、白筋(white muscle)速筋(fast muscle)、血合筋(dark muscle)、赤筋(red muscle)遅筋(slow muscle)表層血合筋(superficial dark muscle)、真正血合筋(true dark muscle)、
G:屈曲 クッキョク(flexionフレクション)、屈筋 クッキン (flexor フレクサ)、伸展 シンテン(extension イクステンション)、伸筋 シンキン (extensor イクステンサ)、外転 ガイテン (abduction アブダクション)、外転筋 ガイテンキン (abductor アダクタ)、内転 ナイテン (adduction アダクション)、内転筋 ナイテンキン(adductor アダクタ)、回内 カイナイ(rotation ロウテイション)、回内筋 カイナイキン(rotator ロウタイタ)、回旋 カイセン(pronation プロネイション)、回旋筋 カイセンキン(pronator プロナイタ) 、回外 カイガイ(supinatin スゥーピネイション、回外筋 カイガイキン(suspinator サスピネイタ)
H:尾鰭屈筋(flexor muscle of caudal fin)、胸鰭屈筋 (flexor muscle of pectoral fin)背鰭挙筋 (levator muscle of dorsal fin)腎鰭挙筋(levator muscle of anal fin)、
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補足3:魚類の筋肉系
- 筋肉系(筋系)は骨格筋(横紋筋)、内臓筋(平滑筋)、心筋(横紋筋)に大別される。
- 体側筋の構造:横紋筋線維(筋線維膜・筋核・筋形質・筋原線維)同士は「筋隔/筋内膜」で接し束となり、更に「筋節」をつくり、それらは「筋周膜」で囲まれ、体節構造である。
- なお、骨格筋は発生段階で特徴的な体節の一部に由来する筋節(myotome)から発生する。この体節構造は脊椎動物の筋で見られる一般的な特徴であるが、魚類では特に明瞭であり、成長しても生涯を通じて維持される。
- 魚類では頭部筋、体側筋、鰭筋に区分される。
- 体側筋は普通筋(ordinal muscle)と血合筋(dark muscle)に区分される。ミオグロビンの量に依存する。
- 普通筋はその筋が白いことから白筋(white muscle)であり、生理機能から速筋(fast muscle)と呼ばれる。
- 血合筋はその色が赤いことから赤筋(red muscle)であり、生理機能から遅筋(slow muscle)と呼ばれる。
- 血合筋は所在部位の違いから,表層血合筋(superficial dark muscle)と真正血合筋(true dark muscle)に分類される。
- 表層血合筋はどの魚種にでも多少は観察されるが,表層回遊魚でよく発達している。
- 真正血合筋は外洋性表層魚(カツオ・マグロなど)だけによく発達している。
- 血合筋(赤筋)は普通筋に比べて筋線維(筋細胞)が細く,筋線維周辺の結合組織の量と血管の分布も多い。
- 血合筋はミオグロビン,ヘモグロビン,チトクロームが普通筋(白筋)よりも多く,脂質,グリコーゲン,ビタミンB群なども多い。
- このため,血合筋は第2の肝臓とも呼ばれている。
- 白筋はグリコーゲンをエネルギー源として嫌気的な解糖によって収縮する。そのため,白筋は一時的な急速遊泳に通しているが疲労しやすい。
- 血合筋は脂質やグリコーゲンをエネルギー源として好気的な条件のもとで収縮する。そのため血合筋は長時間のゆっくりした遊泳に通している。
- マダイやヒラメ,トラフグのように普通筋が白い魚を「白身の魚」,カツオやマグロのように普通筋が赤い魚を「赤身の魚」と呼ぶ。
- 実際上は,マグロの普通筋の方がコイの血合筋よりも赤く,ヘモグロビン,ミオグロビンの量も相対的に多い。しかし,赤筋とか白筋は生理学的な用語なので,ここでは普通筋に対して白筋,血合筋に対して赤筋を使った。哺乳類でも,「赤筋,白筋」という生理学的な区別があるが,筋の基本的な性質は魚類の場合と同じである。
- サケ科魚類の普通筋はピンク色であるが,これはアスタキサンチンと呼ばれるカロチノイドによる色のためで,それらを「赤身の魚」とは呼ばない。
- 普通筋と血合筋との間に介在する筋肉は、色合や形態、生化学的特性が両者の中間性を帯び、これを中間筋(intermediate muscle)という。
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<E. 補足資料1. 魚類組織学(目次)に関わる英語の事例>
MICROSCOPIC ANATOMY OF SALOMNIDS:AN ATLS(1983)
YASUTAKE W. T.& J.H. WALES , RESOURCE PUBLICATION150:
U.S.A. Dept. of the Interior, Fish and Wildlife Service
Preface ・・・・・・・・・・・・・v
Acknowledgments ・・・・・・・・・・・・vi
I. Introduction ・・・・・・・・・・・・・・・・・1
References ・・・・・・・・・・・・・・・・1
II. Supportive Tissues ・・・・・・・・・・・・・・・・・7
Cartilage ・・・・・・・・・・・・・・・・・7
Bone ・・・・・・・・・・・・・・・・・7
Notochord ・・・・・・・・・・・・・・・・7
Muscle ・・・・・・・・・・・・・・・・7
References ・・・・・・・・・・・・・・・・・8
III. Skin and Scalcs ・・・・・・・・・・・・・・・・・14
Skin ・・・・・・・・・・・・・・・・・14
Scales and Pigment Cells ・・・・・・・・・・・・・・・14
References ・・・・・・・・・・・・・・・15
VI. Digestivc System ・・・・・・・・・・・・・・・24
0ral Cavity ・・・・・・・・・・・・・・・24
Esophagus ・・・・・・・・・・・・・・・25
Stomach ・・・・・・・・・・・・・・・25
Intestine ・・・・・・・・・・・・・・・25
Pyloric Caeca ・・・・・・・・・・・・・・・25
Rectum ・・・・・・・・・・・・・・・・・25
Liver ・・・・・・・・・・・・・・・25
Biliary Tissue ・・・・・・・・・・・・・26
Pancreas ・・・・・・・・・・・・・26
Swim Bladder (Gas Bladder) ・・・・・・・・・27
References ・・・・・・・・・・・・27
X. Respiratory System ・・・・・・・・・・・・・・・・62
References ・・・・・・・・・・・・・63
Y. Cardiovascular System ・・・・・・・・・・・・・・・・70
Heart . ・・・・・・・・・・・・・・・70
Arteries and Veins ・・・・・・・・・・・・・71
Lymphatic System. ・・・・・・・・・・・・71
References ・・・・・・・・・・・・・71
VII. Blood ・・・・・・・・・・・・・・・・・82
Erythrocytes ・・・・・・・・・・・・・・82
Lymphocytes ・・・・・・・・・・・・・・・82
Neutrophils (Polymorphonuclear Leukocytes) ・ ・・・82
Thrombocytes ・・・・・・・・・・・・・・83
Monocytes and Macrophages ・・・・・・・・・・・・83
References ・・・・・・・・・・・・・・・・・83
VIII. Hematopoietic Tissues ・・・・・・・・・・・・・・・・・91
Hematopoietic Kidney ・・・・・・・・・・・・・・91
Spleen ・・・・・・・・・・・・・・・・・91
Thymus Gland ・・・・・・・・・・・・・・91
References ・・・・・・・・・・・・・・・・・91
IX. Urinary System ・・・・・・・・・・・・・・・・・97
References ・・・・・・・・・・・・・・・・・98
X. Nervous System ・・・・・・・・・・・・・・・・・104
Brain ・・・・・・・・・・・・・・・・・104
Spinal Cord ・・・・・・・・・・・・・・・・・105
Neurosecretory System ・・・・・・・・・・・・・105
References ・・・・・・・・・・・・・・・・・105
XI. Special Sensory Organs and Tissues ・・・・・・・・117
0ptic Tissue ・・・・・・・・・・・・・・・117
01factory Tissue ・・・・・・・・・・・・・・・117
Gustatory Tissue ・・・・・・・・・・・・・・・117
Lateral Line Tissue ・・・・・・・・・・・・・・・118
Auditory Tissue ・・・・・・・・・・・・・・・・・118
Pinea1 Organ ・・・・・・・・・・・・・・・118
Rodlet Cells ・・・・・・・・・・・・・・・・・119
References ・・・・・・・・・・・・・・・・・119
XII. Reproductivce System ・・・・・・・・・・・・・・・・・145
Testis ・・・・・・・・・・・・・・・・・145
0vary ・・・・・・・・・・・・・・・・・145
References ・・・・・・・・・・・・・・・・・145
XIII. Endocrine System ・・・・・・・・・・・・・・・・・152
Pituitary Gland (Hypophysis) ・・・・・・・・・・・・152
Thyroid Gland ・・・・・・・・・・・・・・・・・153
Corpuscles of Stannius ・・・・・・・・・・・・・154
Saccus Vasculosus ・・・・・・・・・・・・・154
Ultimobranchial Gland ・・・・・・・・・・・・154
References ・・・・・・・・・・・・・・・・・154
Appendix: Fixation and Staining Procedures ・・・・・・180
INDX ・・・・・・・・・・・・・・・185
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<List of Plates>
l.Head of Rainbow Trout ・・・・・・・・・・・・・3
2.Tissues of Head ・・・・・・・・・・・・・5
3.Internal Anatomy of Rainbow Trout ・・・・・・・・・6
4.Cartilage and Bone ・・・・・・・・・・・・・11
5.Muscle ・・・・・・・・・・・・・・・・・13
6.Skin ・・・・・・・・・・・・・・・・・19
7.Skin and Scale ・・・・・・・・・・・・・・・・・21
8.Pigment Cells ・・・・・・・・・・・・・・・・・23
9.Digestive Tract ・・・・・・・・・・・・・・・・・33
10 Teeth ・・・・・・・・・・・・・・・・・35
11. Esophagus ・・・・・・・・・・・・・・・・・37
12. Cardiac Stomach ・・・・・・・・・・・・・・・・・39
13. Pyloric Stomach (1) ・・・・・・・・・・・・・・・・・41
14. Pyloric Stomach (2) ・・・・・・・・・・・・・・・・・43
15. Pyloric Caeca ・・・・・・・・・・・・・・・・・45
16. Ascending lntestine (1) ・・・・・・・・・・・・・・47
17. Ascending lntestine (2) ・・・・・・・・・・・・・49
18. Descending lntestine ・・・・・・・・・・・・・51
19. Liver ・・・・・・・・・・・・・・・・・53
20. Biliary Tissue ・・・・・・・・・・・・・・・・・55
21. Pancreatic Tissue ・・・・・・・・・・・・・・・・・57
22. Pancreas and lslet of Langerhans ・・・・・・・・・・59
23. Swim Bladder ・・・・・・・・・・・・・・・・・61
24. Gills ・・・・・・・・・・・・・・・・・67
25. Pseudobranch ・・・・・・・・・・・・・・・・・69
26. Circulatory System ・・・・・・・・・・・・・・・・・74
27. Heart (1) ・・・・・・・・・・・・・・・・・75
28. Heart (2) ・・・・・・・・・・・・・・・・・77
29. Arteries and Veins ・・・・・・・・・・・・・・・・・79
30. Lymphatic System ・・・・・・・・・・・・・・81
31. Blood (1) (color) ・・・・・・・・・・・・・・・・・87
32. Blood (2) (color) ・・・・・・・・・・・・・・・・・89
33. Spleen ・・・・・・・・・・・・・・・・・93
34. Thymus ・・・・・・・・・・・・・・・・・95
35. Kidney (1) ・・・・・・・・・・・・・・・・・101
36. Kidney (2) ・・・・・・・・・・・・・・・・・103
37. Central Nervous System ・・・・・・・・・・・・・109
38. Brain ・・・・・・・・・・・・・・・・・111
39. Nervous Tissue ・・・・・・・・・・・・・・113
40. Caudal Neurosecretory System ・・・・・・・・・・・・115
41. Optic Tissue ・・・・・・・・・・・・・・・・・125
42. Retina (color) ・・・・・・・・・・・・・・・・・127
43. Olfactory Tissue ・・・・・・・・・・・・・・・・・129
44. Gustatory Tissue ・・・・・・・・・・・・・・・・・131
45. Tactile Organs ・・・・・・・・・・・・・・・・・133
46. Lateral Line Tissue ・・・・・・・・・・・・・・135
47. Lateral Line Tissue ・・・・・・・・・・・・・・137
48. Auditory Tissue ・・・・・・・・・・・・・・・・・139
49. Pinea1 0rgan ・・・・・・・・・・・・・・・・・141
50. Rodlet Cells ・・・・・・・・・・・・・・・・・143
51. Testis ・・・・・・・・・・・・・・・・・149
52. Ovary ・・・・・・・・・・・・・・・・・151
53. Pituitary Gland (1) ・・・・・・・・・・・・・・161
54. Pituitary Gland (2) ・・・・・・・・・・・・・・・・・163
55. Pituitary Gland (3) ・・・・・・・・・・・・・・・165
56. Thyroid Gland ・・・・・・・・・・・・・・・167
57. AdrenaI Gland ・・・・・・・・・・・・・・・・・169
58. Chromaffin Cells ・・・・・・・・・・・・・・171
59. Corpuscle of Stannius (I) ・・・・・・・・・・・・・173
60. Corpuscle of Stannius (2) ・・・・・・・・・・・・175
61. Saccus Vasculosus ・・・・・・・・・・・・177
62. Ultimobranchial Gland ・・・・・・・・・・・・179
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<F. 音読3唱:解剖組織学の基本用語です>
解剖組織学の用語を以下に羅列するので、一度は発音(肉体労働)して言葉’用語)に馴染んでください。お願いします。
音読用語1:はじめに
1)腹腔内臓器: 肝臓、胃、小腸、大腸、腎臓、膵臓、膀胱、2)器官(organ)、3)器官系、4)消化系(Digestive system),5)口腔、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、結腸、直腸、肛門、6)鼻腔、咽頭、気管、気管支、肺、7)呼吸系(respiratory system)、8)細胞(cell)、9)組織 (tissue)、11-1. 上皮組織(epithelial tissue)、11-2. 結合組織(connective tissue)、11-3. 筋肉組織(muscular tissue)、11-4. 神経組織(nervous tissue)、12)合目的的、 13)機能、14)上皮組織、15)輪走筋/縦走筋、16)神経叢/シンケイソウplexus、17)結合組織(connective tissue)
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音読用語2:上皮組織
1)重層扁平上皮、単層円柱上皮、多列繊毛上皮、単層扁平上皮、移行上皮、2)重層扁平上皮 (stratified squamous epithelium)、3)ケラチン、4)単層円柱上皮 (simple columnar epithelium)、5)繊毛 (cilia)、6)多列繊毛上皮 (psedostratified ciliated epithelium)、7)杯細胞 (goblet cell)、8)肺胞 (alveolus)、9)血管、10)膀胱、11)扁平化、12)移行上皮 (transitional epithelium)、13)循環器系 (circulatory system)、14)腹腔、胸腔、15)内皮 (endothelium)、中皮 (mesothelium)、16)単層扁平上皮 (simple squamous epithelium)、17)腺組織 (gland tissue)、18)導管 (duct)、19)外分泌腺 (exocrine gland)、20)唾液腺や膵臓(外分泌部)、21)内分泌腺 (endocrine gland)、22)下垂体(腺性)、膵臓 (内分泌部)
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音読用語3:結合組織
1)結合組織、3)細胞、4)線維性結合組織)、軟骨(cartilage)、骨 (bone)、5)基質、6)膠原線維 (collagen fiber)、7)細網線維 (reticular fiber)、8)コラーゲン (collagen)、9)弾性線維 (elastic fiber)、10)エラスチン (elastic)、11)線維性(固有)結合組織 (fibrillar connective tissue)、12)ムコ多糖類、ヒアルロン酸、13)血管、リンパ管、神経、14)定住性、15)移動性、16)線維芽細胞 (fibroblast)、17)脂肪細胞 (adipose cell)、18)大食細胞 (macrophage)、形質細胞 (plasma cell)、肥満細胞 (mast cell)、顆粒球(granular cell)、19)生体防御、20)靭帯(じんたい ligament)、21)腱(tendon)、22)膠原、23)軟骨、24)骨、25)運動器官、26)軟骨細胞 (chondrocyte)、27)ムコ多糖類、28)コンドロイチン硫酸、29)軟骨基質、30)骨細胞 (osteocyte)、31)リン酸カルシウム、32)骨基質、33)突起、34)同心円上、35)軟骨膜(perichondrium)、36)骨膜 (periosteum)、37)線維性結合組織、38)骨芽細胞 (osteoblast)、39)破骨細胞 (osteoclast)
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音読用語4:筋組織
1)収縮機能、2)筋細胞 (muscle cell)、3 )横紋筋、4 )平滑筋、5 )骨格筋、6)心筋、(7)骨格筋細胞、8)核、9)心筋細胞、10)平滑筋細胞、11)ギャップ結合、12)協調、13)結合装置(デスモゾーム)、14)筋フィラメント(myofilament)、15)横紋、16)永続的、(17)結合組織、18)保護、19)壁、20)血液、(21)層、22)運動、23)随意筋、24)自律的筋、25)不随意筋、26)自律
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音読用語5:神経組織
1)中枢神経系 (central nervous system)、2)末梢神経系(peripheral nervous system)、3)神経細胞 (nerve cell)、4)グリア細胞 (glia cell)、5)衛生細胞 (satellite cell)、6)シュワン細胞 (schwann cell)、7)軸索 (axon)、8)樹状突起 (dendrite)、9)樹状突起、10)シナップス、11)軸索、12)髄鞘(myelin)、13)絶縁、14)灰白質、15)白質、16)髄鞘、17)有髄線維、18)リン脂質、19)グリア細胞、20)神経節(ganglion)、21)求心性線維、22)遠心性線維、23)細胞体、24)自律神経、25)衛星細胞
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音読用語6:発生学的な由来
1)構造的、2)機能、3)胚発生、4)外胚葉 (ectoderm)、5)内胚葉 (endoderm)、6)中胚葉 (mesoderm)、7)外胚葉、8)内胚葉、9)中皮、10)内皮、11)中胚葉、13)神経管 (neural tube)、
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<G.付録:用語一覧>
1.上皮組織に関わる用語一覧
Type 1. 単層上皮 simple epithelium、多層上皮 stratified epithelium、偽多層上皮 pseudostratified epithelium 、移行上皮 transitional epithelium、 Type 2. 扁平上皮 squamous epithelium 、立方上皮 cuboidal epithelium、円柱上皮 columnar epithelium、 Type 3. 繊毛上皮 ciliated epithelium、鞭毛上皮 fragellated epithelium、刷子縁上皮 brush border epithelium、クチクラ上皮 cuticular epithelium、Type 4. 角質上皮 conrnified epithelium 、粘膜上皮 mucosal epithelium、Type 5. 被蓋上皮 covering epithelium、分泌上皮 secretory epithelium、腺上皮 glandular epithelium、吸収上皮 absorptive epithelium、感覚上皮 sensory epithelium、色素上皮 pigment epithelium、Type 6.外胚葉性 ectodermal、体表上皮 surface epithelium、腺上皮 glandular epithelium、中胚葉性mesodermal、内皮 endothelium、体腔上皮 coelomic epithelium、生殖上皮germinal epithelium、内胚葉性 endodermal、腺上皮 glandular epithelium、消化管上皮 alimentary epithelium、Type 7.単細胞腺 unicellular gland、多細胞腺 multicellular gland、管状腺 tubular gland、胞状腺 alveolar gland、管状胞状腺 tubulo-alveolar gland、粘液腺 mucous gland、漿液腺 serous gland、混合腺 mixed gland、 全分泌腺 holocrine gland、部分分泌腺 merocrine gland、漏出分泌腺 eccrine gland、離出分泌腺 apocrine gland 、Type 8.一次感覚細胞 primary sensory cell、二次感覚細胞 secondary sensory cell、感覚神経細胞 sensory nerve cell、
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2.結合組織に関わる用語一覧
結合組織 connective tissue、Type 1. 線維性結合組織 fibrious connective tissue、固有結合組織 proper connective tissue、膠原線維 collagen fiber、細網線維 reticular fiber,弾性線維 elastic fiber、Type 2. 定着性細胞 fixed cell、遊走性細胞 wandering cell、Type 3. 支持組織 suppoting tissue、軟骨組織 cartilaginous tissue、骨組織 bone tissue、 軟骨細胞 chondrocyte、グリコサミノグリカン、コラーゲン、中軸骨格 axial skeleton、脊索 notochord 、Type 4. 造血 hematopoiesis、造血組織 hematopoietic tissue、造血器官 hematopoietic organ、脾臓 spleen、腎臓 kidney、骨髄 bone marrow、 Type 5. 細網組織 reticuler tissue、脾臓 spleen、胸腺 thymus、Type 6. 疎性結合組織 loose connective tissue、間充織 mesenchyme、膠性結合組織 mucous c.t.、胞状結合組織 alverolar c.t. 、脂肪組織 adipose t.、弾性組織 elastic.t.、色素組織 pigment t.、Type 7. 密性結合組織 dense c.t.、層板性結合組織 lamellated c.t.、非平行性密性結合組織 dense irregular c.t.、平行性密性結合組織 dense regular c.t., Type 8. 定着性細胞 fixed cells、線維芽細胞 fibroblast、間充織細胞 mesenchymal cell、脂肪細胞 fat cell、組織球 histocyte、色素細胞 pigment cell、遊走性細胞 wandering cells、単核白血球 mononuclear leucocyte、果粒球 granulocyte、リンパ球 lymphocyte、肥満細胞/マスト細胞 mast cell、形質細胞 plasma cell、Type 9. 軟骨組織 cartilage、透明軟骨 hyaline cartilage、弾性軟骨 elastic cartilage、 線維軟骨 fibrocartilage、 胞状軟骨 vesicular cartilage、 Type 10. 血液 blood、血球 blood cell、赤血球 erythrocyte (red blood cell)、白血球 leucocyte、血小板 platelet、血漿 plasma、フイブリノーゲン fibrinogene、血清 serum、果粒球 granulocyte、好中球 neutrophil、好酸球 eosinophil、好塩基球 basophil、無果粒球 agranulocyte、リンパ球 lymphocyte、単球 monocyte、
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3.神経組織に関わる用語一覧
神経細胞 nerve cell、Type 1.無極細胞 apolar cell、単極細胞 unipolar cell、偽単極細胞 pseudo−unipolar cell、双極細胞 bipolar cell、多極細胞 multipolar cell、Type 2. 有髄有鞘線維 medullated and sheathed nerve fiber、有髄無鞘線維 medullated and unsheathed nerve fiber、無髄有鞘線維 unmedullated and sheathed nerve fiber、無髄無鞘線維 unmedullated and unsheathed nerve fiber、Type 3. 上衣細胞 ependymal cell、星状細胞 astrocyte、 オリゴデンドログリア oligodentroglia、小膠細 microglia、Type 4. <中枢神経系> 終脳telencephalon、間脳 diencephalon、視蓋 optic tectum、小脳 cerebellum、延髄、medulla oblongata、Type 5. <末梢神経系> 終神経 terminal nerve、嗅神経(olfactory nerve、T)視神経(optic nerve,U動眼神経(oculomotor nerve,V)滑車神経(trochlear nerve,W)三叉神経(trigeminal nerve,X)外転神経(abducens nerve,Y)顔面神経(facial nerve,Z)内耳神経(octavus nerve,[)側線神経(1ateral line nerve)舌咽神経(glossopharyngeal nerve,IX)迷走神経(vagal nerve,])脊髄神経(spinal nerve):自律神経系(autonomic nervous system)
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4.筋組織に関わる用語一覧
Type 1.骨格筋 skeletal muscle、内臓筋 visceral muscle、横紋筋 striated muscle、平滑筋 smooth muscle、心筋 cardiac muscle、Type 2. 筋細胞 muscle cells、筋形質sarcoplasm、筋原線維myofibril、筋核sarcolemmal nucleus、筋線維鞘sarcolemma、Type 3.普通筋 ordinal muscle、白筋 white muscle、速筋fast muscle、血合筋 dark muscle、赤筋 red muscle、遅筋 slow muscle、表層血合筋 superficial dark muscle、真正血合筋 true dark muscle、体側筋 lateral muscle、筋節 myotome、筋隔 myoseptum、Type 4.:屈曲 クッキョク(flexionフレクション)、屈筋 クッキン(flexor フレクサ)、伸展 シンテン(extension イクステンション)、伸筋 シンキン(extensor イクステンサ)、外転 ガイテン(abduction アブダクション)、外転筋 ガイテンキン (abductor アダクタ)、内転 ナイテン(adduction アダクション)、内転筋 ナイテンキン(adductor アダクタ)、回内 カイナイ(rotation ロウテイション)、回内筋 カイナイキン(rotator ロウタイタ)、回旋 カイセン(pronation プロネイション)、回旋筋 カイセンキン(pronator プロナイタ) 、回外 カイガイ(supinatin スゥーピネイション)、回外筋 カイガイキン(suspinator サスピネイタ) 、
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5.魚類組織学に関わる用語一覧
MICROSCOPIC ANATOMY OF SALOMNIDS の目次用語
1.Head of Rainbow Trout、2.Tissues of Head、3.Internal Anatomy of Rainbow T.、4.Cartilage and Bone、5.Muscle、6.Skin、7.Skin and Scale、8.Pigment Cells、9.Digestive tract、10. Teeth、11. Esophagus、12. Cardiac Stomach、13. Pyloric stomach-1、14. Pyloric stomach-2、15. Pyloric Caeca、16. Ascending intestine、17. Ascending intestine、18. Descending intestine、19. Liver、20. Biliary Tissue、21. Pancreatic Tissue、22. Pancreas and islet of Langerhans、23. Swim Bladder、24. Gills、25. Pseudobranch、26. Circulatory System、27. Heart、28. Heart、29. Arteries and Veins、30. Lymphatic System、31. Blood-1、32. Blood-2、33. Spleen、34. Thymus、35. Kidney、36. Kidney、37. Central Nervous System、38. Brain、39. Nervous Tissue、40. Caudal Neurosecretory System、41. Optic tissue、42. Retina 、43. Olfactory Tissue、44. Gustatory Tissue、45. Tactile Organs、46. Lateral Line tissue-1、47. Lateral Line tissue-2、48. Auditory Tissue、49. Pineal 0rgan、50. Rodlet Cells、51. Testis、52. Ovary、53. Pituitary Gland -1、54. Pituitary Gland -2、55. Pituitary Gland -3、56. Thyroid Gland、57. Adrenal Gland、58. Chromaffin Cells、59. Corpuscle of Stannius、60. Corpuscle of Stannius、61. Saccus Vasculosus、62. Ultimobranchial Gland、
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END
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(画像をクリック: 左 Fig49 中 Fig50 右 Fig51)
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14
(画像をクリック: 左 Fig52 中 Fig53 右 Fig54)
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<補足>
(画像をクリック: 左 Fig55 中 Fig56 右 Fig57)
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(画像をクリック: 左 Fig58 中 Fig59 右 Fig60)
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**本編は以上で終わりです**
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